夢だったらよかったのに

色々なことをまったりと綴ります(*●●)(^▽^・*)

MURDER for Twoを観劇したけれども…

という訳で、6/11の昼公演を観て参りました(*´∀`*)

 

率直な感想を…本当に正直に書いてみます。投稿日を詐称して←

 

 Twitterでも呟いていたんですけど、今回の作品は非常に私には合わない作品でした。

ですが、何故私に合わないんだろう?と自分でも考えたんですよ…今まで舞台はそこまで沢山観劇したわけではありませんが、ココまで違和感というか…何だろう…居心地の悪さを感じた作品はありませんでした。何か絶対に理由があると思って色々考えてみました。

 

そこで私が違和感を感じた理由、考えた結果を書き連ねてみたいと思います。

 

①お客さんが絡む

コレはForever Plaidではガンガンやっていることですけど、Forever Plaidは設定として「夢半ばで亡くなったコーラスグループが一夜限り地上に舞い降りてショーを行う」ことが前提となっているため、お客さんがいてお客さんに向けて披露しているものになるんですよね。だからお客さんイジりをすることが自然な流れだと感じられました。

でもMURDER for Twoという作品は、ある家で誕生会をしようとしていたところに誕生会の主役が殺されて…という話になるので、そこにお客さんという第三者が介入するというのに非常に違和感…寧ろ私としては嫌悪感を感じてしまったんですよ。電話が鳴った音がして、それが会場にいるお客さんの携帯音として舞台が中断して注意するっていう演出になっていたところが、私としては本当に無理だなって思ってしまったんですよ。しかもちょっと素に戻ってたしね。殺人事件の真実を追ってる最中に何で素に戻るの?おかしくない??って感じで。途中でお客さんを舞台上にあげる演出も何か…流れ的にこっちは仕方ないかなって思えるレベルではありましたけど、あまりに唐突な感じがして何がどうなってるのか最初ピンとこなくて…不親切だな~という気持ちを抱いてしまいました。

まぁ…要するに舞台内容によっては私はこういう演出を受け入れられないこともあるんだな、と学びました(←?)

 

②しつこさ

コメディですからね、ある程度のしつこさは必要ですからね、うんうん。演出的には当たり前なんですけど…そのしつこさ具合が私の感性に合わなかったっていうことですかね~。一番イラッとしたのが刑事代理の人がバレエダンサーの人に話を聞こうとしているのに何回も姪っ子に変わるシーンがあったじゃないですか。あれがしつこくてイラッとしたんですよね…全然話が進まないんだもん。またかよ!て感じで…いや、そのしつこさというか天丼?ていうのかな、繰り返すっていうのが面白いっていうことでやっている演出なんでしょうけど、コレが私と相性の合わない演出だったっていうのは結構大きいかな…。

 

③二人の距離感

何だか全体的に近かったんですよね…最終日ではマジでキスしてしまったっていう話もありましたが、それくらい顔が近づくシーンが結構あったんですよね…。その度に顔を背けたり目を細めたりしてしまうくらい、私的にはそんなシーンが生理的に無理だったみたいです。でも別に私はそういう系を受け入れられない人間ではないんですけど…何で今回そのシーンが生理的に無理と感じてしまったのかを考えてみたんですよ。そこで一つの結論が出ました。ちょっと表に出すような内容ではないと思いますので、気になった方は反転して見てください。

私は松尾貴史さんが苦手で昌行さんと並んでる姿を観るのを心の底で拒否していたんだって。

もう最早作品がどうこうじゃないな、コレ…。

 

まぁ作品に対して自分が無理だなって思ったポイントはこれくらいなんだと思います。

 

でも多分この作品が悪いわけではなく自分のスケジュールの立て方が悪かったというのもあるんだと思うんですよ。やっぱり観劇中もずっとForever Plaidと何かしら比較してしまっていたような気がするんですよね。自分が一番大好きな作品を三週間で集中して12公演も観劇した後にMURDER for Twoを観劇するっていう流れが悪かった。コレはもう私が全て悪いところですね、うん。だからタイミングさえもっと間違えずに観劇していれば、もう少しちゃんと受け入れられたのかなぁって思いましたね…。

 

つまり観劇するタイミングを誤った上に、演出が自分と相性が合わなかったために、終演後はずっと心の中に靄がかかってしまってずっと悶々としてましたね…。

 

でもそれでもやっぱり昌行さんの伸びやかな歌声や身体のしなやかな動きは相変わらず美しくて、昌行さんに思わず見とれてしまうシーンは沢山ありましたし、昌行さんのことを改めて好きだなぁって思いました。